食事でパフォーマンスが変わる??


田中 友和

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こんにちは。肩こりらくだの田中です。
いよいよGWにもうすぐ入りますね。ご予定はもう組まれましたか?
このGWはお正月と一緒で、まとまったお休みが取れるがために緩みやすくなる時期でもあります。
この時期は気が緩む事で食生活も同時に乱れます。時間に拘束されないので食事の時間もバラバラになりますし、内容も炭水化物が多くなりやすくなります。
そもそもなぜ?炭水化物や糖質は取りすぎはいけないのでしょうか?世間の常識は適度な糖分はエネルギーになるはずでは?と・・・
まずは、おさらいです。炭水化物は体の中でブドウ糖と食物繊維に分解され吸収されます。しかし、食物繊維はほとんど成分として含まれていないので、炭水化物=ブドウ糖(糖質)となります。
現在の食品の表記は糖質が多めの表記をすると消費者が過剰反応を示すので炭水化物の成分表記が多めになっています。糖質カットという食品でも炭水化物の成分量が多いと糖質を摂取している事とほとんど変わらないのです。
よくブドウ糖は疲れた時に摂取すると疲れがとれるとか、頭の回転がよくなるので勉強や仕事の合間に摂取するといいとか最近まで言われていました。
確かにブドウ糖は脳のエネルギー源となります。しかし体の中にブドウ糖がなくなても人間は生きていけるのです。ブドウ糖を食べると脳はリフレッシュしません。
ブドウ糖は尿や便に排出されるわけではなく100%吸収され、グリコーゲンや中性脂肪として蓄えられます。これは、いざという時に、それらをブドウ糖に戻して命をつなぐためなのです。だから体内に蓄積され続けるのです。
ブドウ糖が不足すると脂肪がエネルギーとして使われるのを知っていましたか?この時に、脳はケトン体というものを出します。脳は、このケトン体もエネルギーとして利用するのです。
疲れた体をリフレッシュさせたいと思い、甘いものを摂取してしまうと脳がスッキリしたと感じるのは急激に血糖値が上がってきた時にドーパミンやセロトニンという興奮物質が分泌され、一瞬幸せな気分になるからです。
これは中毒症状で血糖値が上がれば幸福な気分になりますが、低血糖になれば、すぐに気分は落ち込みます。この時、パフォーマンスは落ち込むのです。
集中力がない、頭が働かない、体がだるくてスッキリしない、眠気に襲われる事がある方は糖分が足りていないのではなく、とりすぎているので間違えないで下さい。脳の機能を上げているわけでなく、一時的な興奮作用をもたらしているだけなのです。
本日もブログを見て頂きまして有難うございます。
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