腹式呼吸で…

飯島美穂
こんにちは!
らくだ上水戸店の飯島です。
ついに花粉の時期がやってきましたね。
私は花粉で肌が凄くヒリヒリとして痒くなってきました。
最近呼吸が浅いなと感じている私ですが、
皆様、意識されたことはありますか?
呼吸を意識するだけで自律神経を整えたり休息の質を上げることができるそうです。

腹部には肝臓や胃腸などの内臓を格納する空間(腹腔)があり、腹腔の上には「横隔膜」、そして横隔膜の上には「肺」があります。
横隔膜によって腹腔が圧縮→腹圧が高まると、お腹は膨らんで腹囲が固くなります。
息を吸って吐く時もお腹を凹ませない呼吸方が腹圧呼吸です。
腹圧が弱まると、体は途端に疲れやすくなり、体の構造上、腹圧が弱まると、体の中心である「脊柱」と「体幹」が支えられず、体は安定しません。
体が歪むと体の各部と中枢神経の連携が乱れ、結果、思ったとおりに体が動かず、余分な負荷が体にかかってしまうのです。
体が歪んで姿勢が悪くなり、それが定着してしまうと「肩をかばって腰の筋肉を使う」といった具合に、ちょっとした動きにも、つねに余計な負荷がかかるようになります。
これが慢性化して、限られたエネルギーを無駄に消耗してしまう「疲れやすい体」ができあがる、というわけです。
姿勢が悪く、とくに胸呼吸の人(呼吸が浅い人)は、横隔膜を十分下げられず、腹圧を高めることが難しいため要注意です。
浅い呼吸だと、横隔膜を十分に動かすことができず、横隔膜には自律神経が集中しているので、自律神経の動きも鈍くなり、たとえば夜になっても副交感神経が優位にならず「休息の質」が悪くなります。するとまたストレスが溜まりやすくなる、という悪循環になります。
また、「しっかり呼吸して」というと、腹式呼吸のように吐くときにお腹をへこませる人が大勢いますが、これでは腹圧は高まらず、動いているときの安定性には欠け、この状態で体を動かすとケガや疲労につながりやすくなります。
人は平均1分間に15~20回呼吸するとせれています。
腹圧呼吸をして、1分間の呼吸回数を減らすことでゆったりとした呼吸になり自律神経が整うというメリットが生まれます。
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